【2017/10/12 旭高校 実施報告書】

 

■プログラム 講演型授業

■実施コマ数 1コマ(50分)

■対象学年 高校2年生(32人)

■カテゴリ 学年対象 講演

 

▼概要

18歳選挙権の成立から、高校生も投票を行い、政治に参加していく社会へと変わりました!しかし、正直なところ「政治って何?」「投票ってどうするの?」という疑問を持つ生徒も多いのではないでしょうか。そこで、本授業では主権者への入口的な授業を実施しました!本レポートの高校以外でも、多くの学校から導入編としてご依頼いただいております!

また、進学を考える時期に、大学生と交流する機会として、キャリア教育の面からも有効的にご活用していただいております!

 

<構成>

0. NPO法人の活動

1. 「政治」を定義する

2. 票率ゲーム

3. 対話を通じた意見形成

 

0. NPO法人の活動

自己紹介と合わせて、弊団体の活動を紹介します!

普段の生活やNPOとしての活動を紹介することで、生徒は、自身が持つ大学生へのイメージやそれぞれの進路と重ねて、聴いていただいています!

 

1. 「政治」を定義する

教科書や何気ない会話の中で使う「政治」という言葉を、改めて自分なりに定義していきます。まずは、「政治」という言葉を聞いて思い浮かぶことを発問を通して聞いていきます。国会議事堂や選挙カー、総理大臣、はたまた「?」といった率直なイメージが出てきます。そこでそれらのイメージを共有し、政治というものを再定義(文章化)する時間をとります。ここでは、ペアワークを用いて、各生徒が定義した政治を共有していきます。改めて、政治と向き合う時間を設けることで、実は、遠くにあると感じていたものが、身近に存在し、私たちが創っていることに気づいていきます!

※小型のホワイトボードを配布すると共有がスムーズに進みます!

 

2. 票率ゲーム

投票率に関するお話です!しかし、単に数字を示したところでは、その本質的な意味は捉えずらいものです。ここでは簡単なゲームを行い、投票率における政策意思決定の違いを体感的に捉えます!まずは、教室を2つの街に分けます。A街、B街として、生徒にはそれぞれの住民になってもらいます。時同じくして、選挙が行われました。シークレットカードを引いてもらい、そこには年代別の投票率と選ばれた政策が示されています。実はシークレットカードには2種類あり、若者の投票率が高いものと低いもの、そしてその結果によって選ばれた政策が2つの街で違うことが記されています。

お互いの街の結果がなぜ違ったのか、その理由をグループワークを行い考え、意見交換をさせていきます。投票は政策的な意思決定力をもつこと、自分たちが考え社会を創っていくことを理解していきます。

 

3. 対話を通じた意見形成

最近の政治に関する出来事やニュースを聞き、それに対する生徒の意見を引き出します。ワイドショーなどで取り上げられている時事問題もあれば、普段から気になっているトピックなどが出てきます。給付型奨学金や福祉のこと、エネルギー問題、憲法改正など、様々な関心があり、それに対して意見を述べている生徒の姿は、生徒自身も見ることがない稀な機会となります。生徒は友人の新たな一面を見ます。

大事なことは、自分で考え、自分の意見を持つこと。そして、その過程で対話の場を持つことだと伝えます。生徒が今回の授業で体感したように、様々な意見があり、時には自分と異なった捉え方や考え方に出会います。その時に拒絶するのではなく、新たな発見として受け入れ、対話することで、自分の意見がより深いものになっていきます。これは、投票の時にも応用できます。答えのない問いに向き合う力、自分(たち)で考える力、を養うことで、主体的な主権者としての素地を形成していきます。

 

【生徒の感想】

・政治に対するイメージが変わった

・普段、社会の問題や政治について話さないので、貴重な時間だった

・大学生の生活が具体的にイメージできた

・自分も大学生になったら、こんな活動をしてみたいと思う

→実際に卒業後、在学中からMielkaに入ってくれた子がいます

 

■メディア掲載

・読売新聞

・読売テレビ 関西情報ネット「ten.」